自殺は自己責任??
アルコール依存症 46歳のオンナ。
平成27年5月1日から断酒。
死は自己責任。
これは、なだいなだ先生が著書で書かれていることだ。
冷酷なようだが、「僕のところに来た患者の面倒は見る。だが、それ以外は自分の責任ではない」と言い切っている。
事実、なだ先生のもとで30年看護師長を務めていた方が自殺した。
「アルコール依存症の患者を診るのはもう耐えられない」というのが最後の言葉だそうだ。
だが、なだ先生は言う。
彼女は僕の患者ではなかったし、僕は彼女がそこまで思いつめていることにきづかなかったと・・。
賛否両論のある話題であるだろう。
結局、自分のしりぬぐいは自分でしなければいけない
そういうことなのか・・?
この件に関しては私も複雑な感想をもつ。
なだ先生は奥が深い。
援助職にも限界はある。
生活習慣病は自己責任かもしれない。
アルコール依存症も自己責任だ。
某企業が過重労働をさせて自殺した社員の家族が会社を訴えて勝訴した。
種々の社会事件もある。
死にたくなかったら「退職」というテもある。
ただ、生活を考えれば、決め難いのが大方のヒトであるだろう。
でも、ときには自分のもっている常識を捨てるのもラクになる道かもしれない・・
私の主治医は「自殺したい人はそれなりの理由がある。それを止めるのは僭越だ」という。
自殺も権利だという考え方だ。
生と死について・・
この件に関しては、私も答えが出ない・・
今は、ただ、考えさせられる・・